仕事柄いろんな人とお会いしますが、カメラマンではないけど仕事で写真を撮るという人は以外と多いです。今回はそんな人にオススメしたいカメラをご紹介します。
①キヤノン G7X
※画像は価格.comの製品ページより
本職でない人がカメラを持つ場合、他にもいろいろ荷物が多いです。バッグの中がスカスカという人は少なく、大抵資料やパソコン等がバッグの中を陣取っています。そんな中に一眼レフを入れるなんて、そもそも入らないしバッグがさらに重くなる...。考えただけで嫌になるはず。
そんな人は、性能の良い高級コンパクトカメラにしてしまいましょう。一般の方からすると、コンパクトカメラでいいの?と思われるかもしれませんが、一眼レフのセットになっているレンズを使うなら、画質や背景のボケ量は高級コンパクトカメラとあまり変わりません。むしろ、高級コンパクトの方が画質も良くて背景がよくボケるケースも。(高級コンパクトの方が明るいレンズが搭載されているから)。一眼レフに良いレンズをつけるなら別ですが、本職でない方がそもそもそんなレンズに大金を支払えるわけもなく、良いレンズは大きく重くなりますから悩みの種が増えるだけです。
ただ、動く被写体等はコンパクトカメラでは限界があるので、そういう時は潔くカメラマンにお願いしてください。コストが見合わなくても、動く被写体だけはカメラマンにお願いするべきです。カメラマンに依頼できないら、せめて一眼レフを使ってください(後述)。
通常の人物撮影や料理、物の撮影などは、高級コンパクトカメラ(ズームレンズのもの)であれば大抵の撮影に対応することができます。あとは、光の向きや質、背景、構図等をしっかり選択できるようになれば、十分に良い写真が撮れます。
※他のコンパクトカメラの紹介もしているこちらの記事も併せてご覧ください。
②ニコン D5300 18-140mm VR レンズキット
もし、バッグに余裕があって一眼レフでも大丈夫というのであれば、まずはニコンのD5300 18-140mmのセットをオススメします(動く被写体の撮影をカメラマンにお願いできない場合も)。D5300は一つ型落ちではありますが、一般の方が使う分に関しては機能面も十分で、レンズも広角から望遠まで対応可能です。そこまで激しく動く被写体でなければ純正の18-140mmでも対応が可能です。
キヤノンではなくニコンをオススメする理由としては、松竹梅の竹と梅の間を埋めるモデルを以前から販売しているからです。キヤノンも最近では竹と梅の間を埋めるモデルであるEOS 8000D等が販売されていますが、比較的最近のモデルなので値段も高いです。
しかし、ニコンならこの隙間を埋めるモデルを以前から販売されているので、型落ちであっても必要十分な性能で丁度良い値段のカメラを選択することができます。
③小型軽量で超広角レンズを使いたいなら
中には、通常の広角から望遠のレンズではなく、超広角レンズを必要とする人もいます。風景等の景色や狭い部屋で広く写さないといけないシーン、建築系の撮影等、普通の広角レンズでは狭すぎて撮ることすらできないケースも。そんな時は超広角レンズで撮る必要がありますが、一眼レフで超広角レンズを買うとどうしても大きく重くなります。
しかし、パナソニックの超広角レンズはとても小型で、且つパナソニックのカメラ自体もめちゃくちゃ小型なものがあります。少し手の大きな男性なら、小さすぎて扱いづらいぐらい小型なカメラがあるので、超広角レンズをなるべく小型な機材で撮りたいという場合は、パナソニックのカメラとレンズが絶対にオススメです。詳しくは下記でご紹介しているのでご覧ください。
まとめ
カメラの実用性で言えば、現在のデジカメの技術は成熟していると言えるでしょう。これが5年前なら話は別です。当時は高級コンパクトカメラと言えどやはりコンパクトカメラ。一眼レフにしておくのが無難でした。しかし今は違います。
動く被写体を撮らなければ、高級コンパクトカメラでも十分。そこまで動きの激しい被写体でなければ値段の安い一眼レフでも対応はできます。機材を大型にして高機能高画質を得るだけでなく、画質と機能を犠牲にしない小型軽量なカメラも充実してきました。
現在では、いろんな人の用途に合わせて様々な選択肢が用意されています。自分自身の用途をしっかり考えて、自分に合ったカメラ選びができるといいですね。