マイクロフォーサーズの手引き

E-M1ユーザーのカメラマンがマイクロフォーサーズを中心に書いていきます

2018-01-01から1年間の記事一覧

取材撮影では絶対に揃えた方が良い3つの道具&機能

必須道具①:ストロボとアンブレラ(+銀レフ) 必須道具②:三脚無しで撮る為にも必須な手ぶれ補正機能搭載のカメラ・レンズ 撮影の準備・片付けの短縮の為にもクリップオンストロボ 最後に 当たり前ですが、取材先のお店によって撮影環境は大きく違います。そ…

約2万円で買えるM.ZUIKO D 45mm F1.8が子供撮影で活躍する3つの理由

各社フルサイズのミラーレス一眼で盛り上がっていますが、先日45mm F1.8で音読の宿題中の子供を撮影していて、改めてこのレンズの良さを実感したので今日はその話を。 卵サイズのレンズなので存在感を小さくできる 大きなカメラとレンズを被写体に向けると、…

12-100mm F4 PROが取材撮影に向いている5つの理由

①24mmスタートの高倍率ズームだから引きに強い ②高倍率ズームで1番写りが良く、望遠側がF4と明るい為ISO感度を落とせる=望遠側でもトリミング耐性がある ③雨でも安心して撮れる ④横幅10cmぐらいまでアップで撮れるのでマクロレンズが不要 ⑤三脚なしで撮影が…

EOS RとZ7を見て仕事の撮影はマイクロフォーサーズがベストと再確認した話

100%表示とは気づかないレンズの描写性の良さを軽量で実現 ガイドナンバーが丁度良いスマホサイズのストロボ フォトショップを使いこなせれば画質は更に良くなる イメージセンサーのブレイクスルーがきたら鬼に金棒 ニコンからはZ7・Z6が。キヤノンからはEOS…

キヤノン EOS Rのマーケティングが上手すぎる話

便利な機能を設けたアダプター コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A付 ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 円偏光フィルター A付 コントロールリ…

《画角を選択する》それだけで写真が上達する3つの理由

①最初に考える画角で写真構成の7割が決まる ②撮影の簡略化:主役と背景が決まればあとはその他の要素を決めていけばいい 光と背景が大方決まれば絞り値で背景のボケ量をコントロールする 光、背景、ボケ量が決まれば、あとはシャッターチャンス ③基準となる…

ニコンのZ7・Z6は《一眼レフとミラーレス一眼のノウハウは違う》ことを物語っている?

一眼レフとミラーレス一眼では省電力設計にも違いがある? ボディのサイズありきで焦って設計し、想像以上に放熱が上手くいかずダブルスロットにできなかった? 瞳AFもやはりミラーレス一眼のノウハウの賜物? 最後に 市場がどのような反応を示すのか? 残念…

仕事の撮影の9割を3つのレンズで撮っている話

普段マイクロフォーサーズの機材だけで、人物・商品・料理・住宅などの取材の撮影や広告の撮影していますが、仕事の9割は3本のレンズで撮影しています。ということで、今回は普段使っている3本のレンズの用途や理由をご紹介。 ①より広く、さらに背景の情報量…

取材撮影時に超広角レンズが必要な3つの理由

最近、カメラマンではないけど撮影しているという方によく出会うのですが、超広角レンズを持っていらっしゃる方の割合がかなり少ないのが気になりました。一眼カメラは使っているけど、レンズは最初のセットのものだったり高倍率ズームだったり。時々単焦点…

卵サイズのすすめ〜カメラの重量感を0にしてくれるの約670gまで?

機材の重量はどれぐらいから重く感じるのか? 卵サイズならハイエンドモデルのカメラでも重量感を0にできる 流石に25mm F1.2 PROはずっしり感がある 重量感を0にできるのはやはりミラーレス一眼の大きなメリット 少しご無沙汰しておりました。3月から仕事…

パナソニック35-100mm F2.8 Ⅰ型が約6万円で買える時代に

旧型ながらも35-100mm F2.8が約6万で手に入る 40-150mm F2.8 PROよりも圧倒的な小型軽量さ 軽量さをとるか150mm F2.8のスペックと《40-150mm + テレコン》の利便性をとるか パナソニックのカメラなら望遠はLEICA DG 50-200mm F2.8-4が理想か? 僕はオリンパ…

新型GX7 MarkⅢはレンジファインダータイプでベストなカメラ!

露出補正ダイヤルに加えて2ダイヤルの快適な操作性 動体撮影は上位機種のG9譲り、暗い場所のローライトAFはGH5s譲りの性能 可動式になったファインダー 手ぶれ補正4段分の公表値は前機種と同様ながらもテスト時の焦点距離が32mmから60mmに伸びている 画質は…

マイクロフォーサーズの望遠レンズ選びと像面位相差・空間認識AFの違い

純正同士の組み合わせでないとAF性能が制限されるケースも AF性能を求められる望遠レンズはオリンパスとパナソニックのラインナップを見てレンズを先に選んだ方がいい オリンパスはスタンダードな像面位相差AFを採用 像面位相差AFのメリットはAF速度だけでな…

貴方に合ったカメラがすぐに分かる3つの質問と8つの回答

質問①:スポーツや動物などをメインに撮りますか? 動く被写体の撮影を低予算で行いたい場合はキヤノンかニコンの一眼レフカメラ 動く被写体だけでなく、オールマイティに高性能を求めるならオリンパス・パナソニックのミラーレス一眼カメラ 質問②:人の撮影…

この記事だけで写真上達の本質と基礎が分かる!を目指してみた

プロになっても基礎の繰り返し 具体的に取り組む基礎練習のヒントは「写真とは何か?」考えてみること まずはカメラの使い方を知ろう〜マニュアル撮影 カメラの仕組み 光の量を調整することで写真の明るさをコントロール 絞りとシャッター速度を変えることで…

フォトショップ・LRでRAW現像するなら必ず覚えておきたい新旧3つの便利機能

前置き〜補正の際に使う3つのツール 補正ブラシツール 段階フィルター 円形フィルター 便利機能①:自動マスク 便利機能②:範囲マスクのカラー調整 便利機能③範囲マスクの輝度調整 最後に 昨年10月、フォトショップのバージョンが新しくなり、範囲マスク機能…

画質もボケもAFも、弱点を技術で克服するマイクロフォーサーズ

数秒間手持ちで撮れるE-M1 MarkⅡの手振れ補正 ニコンD500と肩を並べかける画質 AF性能を大幅な性能アップ コントラストAFで動体追尾をしてしまうパナソニックの空間認識AF 規格上ボケにくいという特徴を光学設計技術でカバーした45mm F1.2 PRO GH5sの動画は…

大容量で13インチのノートPCも入るスリング型カメラバッグ《NEXTスリングバッグII》

スリングバッグって便利ですよね。いちいちバッグを降ろさなくても、くるりと回すだけで背中のバッグがお腹の前へとやってきます。ということで、遠出のちょっとした仕事でも使えるように13インチのMacBook Proが入るスリングバッグを買ってみました。 出典…

GRのすすめ〜作品も記録もバッグ要らずのフットワークで

仕事やプライベートの撮影に出かける時は、基本的にマイクロフォーサーズのシステムで出かけます。ですが、家族と出かける時や撮影でない仕事の時などは、GRだけを持ち歩きます。 RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 1…

上達する為に知っておきたい「質×量」の概念

上達=量×質を体験する出来事 初心者は質の悪い1000回より質の良い100回を 量を最重視するのは質を維持できるようになってから 量と質、どちらも欠けてはならぬもの 写真に限らず言えることですが、何かで上達する際には量をこなすことは避けては通れません…

2017年はミラーレス一眼が性能で選ばれるようになった年

小型軽量より性能重視に舵を切る 動画の放熱・ハイエンドの操作性による大型化 プロ・ハイアマチュアのニーズに応えるカメラメーカー 一眼レフよりもミラーレス一眼のメリットが大きくなった 電子ファインダーの高性能化による動体撮影の実用化と正確な露出…