マイクロフォーサーズの手引き

E-M1ユーザーの写真講師がマイクロフォーサーズや写真上達論を中心に解説します

新型GX7 MarkⅢはレンジファインダータイプでベストなカメラ!


《無料公開中》受講生863名、満足度96.8%のオンライン写真講座はこちら




 

f:id:photographerti:20180214162144j:plain

出典:DC-GX7MK3|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic

 

発表があった新型のパナソニック GX7 MarkⅢ。このカメラはGX7 MarkⅡの後継機になるカメラですが、上位機種譲りの性能・機能を継承して進化したモデルです。個人的には、ファインダーが背面左上にあるレンジファインダータイプのカメラの中ではオリンパスのPEN-Fよりも欲しいなと思うカメラになっているので、その理由などをまとめてみたいと思います。

 

露出補正ダイヤルに加えて2ダイヤルの快適な操作性

f:id:photographerti:20180214163841j:plain

出典:デザイン/操作性|DC-GX7MK3|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic

 

ご覧頂くように、GX7 MarkⅢでは露出補正ダイヤルに加えて前のダイヤル(シャッターボタンの周り)と後ろのダイヤル(画像右下)が存在します。さらに、前後ダイヤルには一部の機能を割り当てることも可能です。

 

f:id:photographerti:20180214164218g:plain

出典:デザイン/操作性|DC-GX7MK3|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic

 

絞り優先なら、前のダイヤルで絞りを変えて露出補正ダイヤルを活用することで後ろのダイヤルの機能が空きます。その空いたダイアルに、上の画像にあるような機能を割り当てることでカスタマイズすることが可能です。

 

さらに、Mモードの時にはISOオートにしておくことで、

 

 

  • 前ダイヤル:絞り
  • 後ろダイヤル:シャッター速度
  • 露出補正ダイヤル:ダイレクトに露出補正

 

 

という使い方ができます。シーンによっては、絞りとシャッター速度を固定してISO感度だけで露出補正をしたい時もあるので、露出補正ダイヤルでダイレクトに補正できるこの操作性は非常に使いやすいです。僕も愛用しているオリンパスのE-M1のように少し古いカメラだとこの使い方ができなかったりするので最新のミドルクラスらしい進化ですね。

 

ちなみに、上位機種のGX8も同じように露出補正ダイヤルと前後ダイヤルを搭載していますが、後発のGX7 MarkⅢの方が手ぶれ補正やAF性能などが良いので、防塵防滴が必要ないのならやはりFX7 MarkⅢの方がオススメです。

 

動体撮影は上位機種のG9譲り、暗い場所のローライトAFはGH5s譲りの性能

AF性能は後継機のGX7 MarkⅢで向上しています。動体撮影のアルゴリズムはパナソニックの上位機種であるG9 PRO譲り。暗い場所でのローライトAFは上位機種であるGH5s譲りのアルゴリズムを搭載しているので、動体撮影も暗い場所での撮影もかなり性能アップしていると思います。この辺りは正直なところ実際に使ってみないと分かりませんが、HPにも上位機種譲りと明確に記載がある為、全く同じ性能ではないにしろ前機種よりも性能アップしているのは間違いありません。

 

 

可動式になったファインダー

前機種であるGX7 MarkⅡは、ファインダーは固定式でした。その上位機種であるGX8は可動式ファインダーが採用されていたので、住み分けをしているんだろうなと思っていましたが、後継機であるGX MarkⅢではファインダーも可動式になっています。僕は、ファインダーが可動式なのは羨ましいなと思うシーンがあるので、これはありがたい機能ですね。ファインダー性能自体は前機種と同じようですが、可動式になったことで使い勝手は向上しています。

 

手ぶれ補正4段分の公表値は前機種と同様ながらもテスト時の焦点距離が32mmから60mmに伸びている

手ぶれ補正は、前機種と同じくボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正も同時に作動させることができるDual I.Sで公表値は4段分と同じです。ですが、テスト時の焦点距離が伸びています。

 

 

となっていますので、同じ公表値でも望遠側の性能が上がっている分、前機種よりも性能アップが期待できます。オリンパス・パナソニックの最新の機種だと6.5段分の補正が可能となるケースがあり、流石にこの性能に近くことはないと思いますが、初代E-M1ぐらいの性能があればありがたいですね。

 

画質は最上位機種のG9と肩を並べる!?

画質に関しては、HPの記載を見る限りは一つ上の上位機種であるGX8と同じような感じていましたが、高感度ノイズはG9と同等という情報を発見しました。後発なのでチューニングで画質が良くなっているのでは?と淡い期待をしていましたが、これは良い意味で裏切られましたね。

 

トータル的な画質はG9と同じと言えない可能性もありませんが、かなりG9に近いところまでチューニングされていそうです。

 

値段は普通のレンズキットで11万円程、ボディ単体なら10万以下?

値段は、実売でおそらくレンズキットが10万円を切ってくるのではないかと思います。個人的にはかなり安い印象です。画質はまだ未知数なところがありますが、AF性能は上位機種譲りで期待できますし、手ぶれ補正も性能アップしてそうです。防塵防滴でないのは残念ですが操作性も向上しているので、個人的にはG9よりも今一番欲しいカメラになっています。

 

レンジファインダータイプのカメラはPEN-Fを試して残念な結果になったことがあるので、GX7 MarkⅢは操作性で受け入れられるカメラになってたら嬉しいです。

 

今後のレビューに期待ですね。