マイクロフォーサーズの手引き

E-M1ユーザーのカメラマンがマイクロフォーサーズ(MFT)を中心に解説します

GRのすすめ〜作品も記録もバッグ要らずのフットワークで





仕事やプライベートの撮影に出かける時は、基本的にマイクロフォーサーズのシステムで出かけます。ですが、家族と出かける時や撮影でない仕事の時などは、GRだけを持ち歩きます。

 

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このブログでも時々紹介しているGRですが、このカメラの特徴はなんと言ってもスナップに適しているので子供撮りには最適なことと、バッグいらずの手ぶらで出かけられることです。

 

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僕は専用ケースにカラビナをつけたり、ケースのベルト通しにそのままベルトを通したりして腰に固定しています。腰にカメラが固定されるので、わざわざバッグの中からカメラを取り出す必要ありません。使いたい時にサッと取り出すことができ、使い終わったらすぐに片付けることができます。カメラのストラップを斜めがけにする必要もないので、ボディバッグなどを持っていてもカメラが邪魔をすることもありません。

 

フットワークの軽さは撮影機会の損失を無くす

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手ぶらだけど一眼クオリティで撮れるカメラが常に腰にある。そのフットワークの良さは、一度体験してみると良い意味でやみつきになります。カメラの重さは僅か250gなので、ケースに収まっている時はその存在を忘れてしまうぐらいカメラの重量から解放されます。想像してみて下さい。手ぶらなのに一眼クオリティの写真が撮れることを。

 

現在は息子と出かける時にはぴったりのカメラとして今も活躍していますが、息子が生まれた時から使えていればどれだけ良かったかと少し後悔しています。GRが発売されたのは2013年の5月。息子が生まれたのはその2ヶ月後でした。

 

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少し絞りこんでピントをマニュアルで調整しマイセットに登録すれば、カメラから約1~3mの間でピントが固定されます。このように設定を工夫してやれば子供が動き回る姿も撮ることができます。至近距離の動体撮影は一眼レフでも難しいですが、むしろGRの方が楽に撮れるぐらいです。本当に、GRは子供撮りに最適です。

 

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GRの代わりはいないと言っても過言ではない

写真を続けていると、写真の良し悪し関係なく記録の一コマとして撮影したい時が出てきます。僕の場合、とくに息子と一緒にいる時がそうです。最近のスマホは画質が良くなったとは言え、やはりAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しているGRと比較すれば違いは一目瞭然です。GRレンズの描写性は素晴らしく、それでい高感度耐性もスマホの比ではありません。選択ができるなら、迷わずGRを選択します。

 

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そして、ミラーレス一眼がどれだけ小型化されてもGRの代わりになるカメラはなかなか現れないと思います。その一番の理由は、レンズ一体型という設計上の優位性です。スナップに適した操作性はミラーレス一眼でも実現できると思いますが、GRの薄さを実現するのは、レンズ交換式ミラーレス一眼ではほぼ不可能です。

 

パナソニックのミラーレス一眼で一番小型なGF9というカメラがありますが、このカメラでもボディの厚みが33.3mmあります。

 

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出典:各部名称|DC-GF9|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

 

ですが、GRはレンズを収納した時の厚みが34.7mmと、ミラーレス一眼のボディだけの厚みとほとんど変わりません。ミラーレス一眼ならさらにレンズをつけなくてはいけませんが、GRなら一体型なので薄いままです。

 

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GRの薄さは、専用ケースを使う際も重要なポイントです。なぜなら、これ以上厚みがあると邪魔になるからです。純正ケースを前に持ってきた時も、真横に持ってきた時も、厚みで言えばギリギリです。GRの純正ケースでさえ腕がかすることがよくあるので、これ以上の厚みがあるといろんな動きに支障がでます。

 

APS-Cの画質を実現し、かつ34.7mmというミラーレス一眼のボディサイズの薄さに抑えられている絶妙なサイズ感は、個人的に一番に挙げたい特徴です。

 

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キレッキレのGRレンズ

さて、使ってみて驚くのは描写性の高さです。モニターで100%表示にしても、隅までよく解像しています。絞り解放でも解像度はかなり高いです。レンズの性能が良いので、息子と出かけた先で気になる風景があればそのまま作品レベルの描写性で撮ることができます。画質が良いだけが全てではありませんが、子供と出かけた時でもいろんな被写体に出会うので、カメラの性能が良いとどんなシーンでも安心して使うことができますね。

 

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ちなみに、僕は持っていませんがワイドコンバージョンレンズを持っていれば35mm判換算21mmで撮影することができます。15mmなどをよく使う人にとっては少し物足りないかもしれませんが、《手ぶら+コンバージョンレンズだけ》で21mmの撮影ができるなら十分でしょう。

 

フットワークの軽さならスマホよりGR

常に腰に固定しておくと、「あっ!」と思った時にサッと取り出して撮れますが、撮りたいと思った時にすぐ手元にあるというのはストレスフリーです。

 

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とくに子供相手だと、カメラを撮りに行っている間やバッグから取り出している間にシャッターチャンスが終わってしまうことが多いので、GRの携帯性は最高です。スマホより厚みはありますが、専用ケースを使えばスマホ並の手軽さで撮れる上に、操作性もスマホより格段に上です。スマホで撮っている方は、是非GRを試してみてほしいですね。