写真上達の本質を考えてみる

写真講師を続けてきたカメラマンの思考を記事にしていきます

お知らせ:オリンパスのステマでも社員でも広告担当でもありません


このブログでは、僕が実際に使っているオリンパスのE-M1の良さや、マイクロフォーサーズのメリットデメリットを記事にしていますが(例えばこちら)、最近

 

  • オリンパスのステマですか?
  • オリンパスの社員ですか?広告を担っているのですか?

 

という声がちらほら聞こえるようになってきました。残念ながら、僕自身はオリンパスがプロカメラマンをサポートする「オリンパスグローバルプロサポート」にも所属しておらず、オリンパスとの関わりは一切ありません。もちろん、オリンパスからは一銭ももらっておりません。

 

このブログでは、他ではあまり触れられないマイクロフォーサーズのメリットをご紹介していますが、デメリットもその都度明確に記載しています。

 

例えば、フルサイズとマイクロフォーサーズの背景のボケ量の差は2段です。なので、フルサイズでISO800以上を多用するのであれば、同じ被写界深度を得ようとした場合絞り値を2段開けられる=ISO感度を2段落とせるマイクロフォーサーズと画質的に差がなくなります。こちらの記事で検証していますが、実際に実写で比べた場合でもあまり差がありません。なので、もしマイクロフォーサーズのISO200の画質が許容範囲なのであれば、マイクロフォーサーズを使うメリットは大きくなるでしょう。

 

逆に、

 

  1. フルサイズでISO800以下で撮れる環境が多い、又は高感度でも低感度でも最高画質を得たい場合。
  2. 三脚を多用できる。
  3. シャッター速度を速めないといけない撮影が多い。
  4. フルサイズでF1.4の被写界深度を得たい場合。
  5. フルサイズでF2.8通しのズームレンズを使いたい場合。

 

このような条件に一つでも当てはまるのであればフルサイズの方がいいです(①の場合はフルサイズの中でも最高画質トップ3に入るα7RⅡ・D810・K-1がオススメです)。マイクロフォーサーズでは、これらの条件で比べた場合明らかに画質面で不利になったり、使いたいレンズの選択肢すらない場合があります。

 

ですが、これらに当てはまらない場合は、マイクロフォーサーズの方がメリットが大きい可能性が高いです。E-M1 MarkⅡとレンズ内手振れ補正搭載のレンズを組み合わせれば、6段の手振れ補正を得られるので、とくに静物のようなシャッター速度を落とせる環境で且つ手持ちで撮影したいのであればマイクロフォーサーズのメリットは大きいです。

 

マニュアルレンズになりますが、F0.95のレンズもあるので35mm判換算F2のボケ量で撮ることも可能です。

 

このようにマイクロフォーサーズのメリットデメリットを知ることで、撮影に合わせて適材適所で最適なカメラを選択できるようになるはずです。そして、現在の僕自身の撮影スタイルではマイクロフォーサーズが合っているのでE-M1を使い続けているだけであり、撮影スタイルが変わればマイクロフォーサーズがメインカメラにならない可能性も十分あります。もちろん、僕と撮影スタイルが違う人にマイクロフォーサーズがオススメかは別問題なのは明白です。

 

全ては適材適所なので、マイクロフォーサーズ以外の方が良いという人がいて当たり前と考えています。実際にカメラ選びでご相談にこられる方に対して、マイクロフォーサーズを勧めるのは2割前後です。撮りたい被写体や撮りたいスタイルが違えば、必要なカメラが違って当然です。

 

この記事では、マイクロフォーサーズのメリットとデメリットを明確にしていますので、その上でカメラ選びの参考にして頂ければ幸いです。

 

 

実際に、多くの方は僕の記事をシェアして、

 

  • 【自分の撮影スタイルでは◯◯のカメラが良いということがよく分かった】

 

というコメントをされます。上記の◯◯の中には様々な言葉入ります。フルサイズが良いという人もいれば、マイクロフォーサーズの方が良いという方もいます。それは、人それぞれバラバラでいいのです。

 

 

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