写真上達の本質を考えてみる

写真講師を続けてきたカメラマンの思考を記事にしていきます

ノクトン 25mm、42.5mm F0.95で花を撮ってみる


マイクロフォーサーズ用のMF単焦点で、絞り開放F0.95のレンズは4本あります(メーカーHPはこちら)。

 

10.5mm(21mm

17.5mm(35mm

25mm(50mm

42.5mm(85mm

※()内がは35mm判換算

 

この中で僕が所有しているのは25mmと42.5mmですが、どちらも絞り開放では少し柔らかい描写をするので気に入ってます。とくに近接撮影では顕著な描写になりますね。

 

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42.5mm F0.95

 

近距離ではその独特の描写が顕著に現れますが、ご覧頂ければ分かるようにふんわり柔らかい雰囲気です。ここまで独特な雰囲気だと、解像度が云々というよりもこの描写性に惹かれてしまいますね。だからこそ、このレンズを購入したんですが。

 

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42.5mm F0.95

 

少し離れて撮影すると、その柔らかい描写はどんどん薄れていきます。上の青空とピンクのバラの写真は被写体までの距離が約2m程だと思いますが、ここまで離れると近距離程の雰囲気は無くなっていきます。とは言え、ボケ味がパナソニックの42.5mm F1.2よりも更に柔らかくなるので、全体的に優しい雰囲気にはなりますね。

 

今はパナソニックの42.5mmと比較画像が手元にありませんが、比べると一目瞭然というぐらいノクトン42.5mmの方がボケ味が良かったです。とくに太い線が並んだようなものが背景でボケている場合、ノクトンの方が綺麗で自然なボケ方でした。それは下記の写真を見てもお分かりになるかと思います。

 

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42.5mm F0.95

 

後ろの葉っぱやテーブルの線など、気になるところは一つもありません。ちなみに、こちらは母の日にお願いしたフラワーアレンジ。せっかく自宅にあるので撮影してみましたが、この写真を見てみると、42.5mm F0.95は花を撮影するにはピッタリのレンズではないかと思いました。

 

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42.5mm F0.95

 

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42.5mm F0.95

 

さて、ここまでは42.5mm F0.95での写真でしたが、次は25mm F0.95の写真を。

 

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25mm F0.95

 

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25mm F0.95

 

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25mm F0.95

 

42.5mmと比べると背景のボケ味は若干うるさく感じるかもしれませんが、嫌な感じではないと思います。ついでに、花以外の25mmでの写真もご紹介しておきます。ボケ味の参考になれば幸いです。

 

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お次は、先日訪れたバラ園での写真です。以下、全て42.5mmの写真です。

 

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これらの写真はほぼ最大撮影倍率に近いぐらいの距離で撮影しています。 花自体は直径1cmぐらいなので、かなり接写できるのが分かりますね。カタログ数値でも最大撮影倍率は35mm判換算で0.5倍とひと昔前のマクロレンズ並の性能です。

 

個人的には絞り開放の描写が好みなので全て絞り開放で撮影していますが、独特な描写も絞っていけばどんどん消えていくので、雰囲気も調整することができるのはありがたいですね。

 

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最大撮影倍率が35mm判換算で0.5倍だと、正直ほとんど困らないような気がします。水滴の写真を撮りたい場合は別ですが、僕の場合は寄れないと困るシチュエーションはないと思います。

 

 

ということで、今回はノクトンの25mmと42.5mmの写真のご紹介でした。ポートレートを撮影する場合は接写した時ほどソフトな雰囲気にはならないかもしれませんが、近距離で花を撮影する場合は良い雰囲気になりそうですね。接写で柔らかい雰囲気を求めるなら、是非手にしてもらいたいレンズ達です。

 

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