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写真上達の本質を考えてみる

写真講師を続けてきたカメラマンの思考を記事にしていきます

写真が上達する為に必要なたった1つの才能?


以前僕は、正しいトレーニングを積めば多くの方は写真がある程度上達すると考えていました。ただ、ある方の一言でこれは間違いかもしれないと思うようになってしまったのです。その一言とは、プロ棋士である羽生氏のこの言葉でした。

 

何かに挑戦し確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

 

正しいトレーニングを積めば、多くの方は写真が上達する。そう思っていますし、実際に多くの受講生さんを見てきました。しかし、100%報われる時と同じようなモチベーションを維持しながら取り組むことが1つの才能なら、今後の指導方法について改善していく必要があるのではないか?と考えるようになりました。

 

マメなのはそれだけで1つの才能なのか?

少し自分のことを例に挙げてみます。

 

僕のことを知っている人は、よくこんな言葉を口にします。

 

「石田さんってマメですよね。自分でもコツコツとWEBマーケティングも継続して取り組んでいますし、撮影や講座のサポートもすごく丁寧ですし。」

 

このような言葉を何度も聞いていた僕は、自分のマメさは一般的なことではないのかな?と薄々思っていたのですが、羽生さんの言葉を知ってからは、自分が当たり前に考えていたこと、実践したことが実は世間の当たり前ではないのではないかと強く思うようになりました。

 

では、なぜ自分はそんなにマメに継続することができるのか?と考えてみた時に、自分自身の生きる上での考え方が起因になっているのではないかと思いました。それは、こんな考え方です。

 

何かに挑戦しても必ず結果が伴うわけではない。でも、挑戦しなければ何も生まれない。そして、挑戦による失敗が一見して意味がなかったようなことでも、経験したものは必ず人生において糧になる。例えその意味がすぐに分からなくても、その意味は必ず分かる時が来る。

 

いつからこのような考え方になったのか、正直僕自身分かりません。ですが、20歳ぐらいの時にはこのような考え方になっていました。なので、100%報われる保証はない状態でモチベーションを維持していくことは常に不安と隣り合わせですが、そこで止めてしまえば結果が出る確率は0%になります。なので、確率は低くても求めるものがあるならチャレンジをして継続していくしかなく、不安があってもやり続けなければいけません。また、失敗ばかりであってもその失敗は必ず糧になります。失敗の理由を理解することも、失敗から学ぶことも、もしかしたら数年後になるかもしれませんが、無意味な時間は何もないことを知っている為、多少の不安があっても継続できたのだと思います。

 

※自分が優れた人間であることを書いているように受け取る方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ、僕は普通の人に比べてできないことの方が多く、周りの支えが無ければカメラマンも続けられないような人間です。誰でも得意不得意があり、僕はできないことも多いけど数少ない得意としていることの1つがマメさだったというだけの話であって、きっとこの記事をご覧の方の方がよっぽど優れた人間であると思います。

 

トレーニングで身につくのか?

羽生氏の言葉で、はっと気づいた今回の件ですが、報われるとは限らない環境でモチベーションを維持することが才能なのだとしたら、これは簡単に身につけることはできないかもしれません。

 

ですが、トレーニングで絶対に身につかないとも言い切れません。根拠はありませんが、個人的にはトレーニングで思考を学び、モチベーションを維持できる能力を得ることができると思います。

 

今現在、僕はそのトレーニング方法は分かりませんが、将来はそのノウハウも伝えられるようになれば受講生さんにとってもプラスになるのではないかと思います。おそらく、僕の専門分野外の心理学や行動学の分野の話になるので、専門家の知恵を借りることになるでしょうか。もしかしたら、すでにノウハウをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんので、そういう方に今後出会えれば嬉しいですね。

 

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