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写真上達でお悩みの方の駆け込み寺

初心者の方、独学や教室で上達しないとお悩みの方を専門に指導を行う写真講師のブログです

《撮影記》鶏足寺(旧飯福寺)の紅葉

写真上達 撮影記

滋賀県の紅葉と言えば、湖東三山、永源寺、石山寺、彦根城等々、有名なスポットがいくつもありますが、北の方で有名なのが鶏足寺。

 

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場所で言うとこの辺です。

 

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ナビで検索して訪れると、まずは石道寺に案内されます。石道寺横の駐車場に止めて、石道寺の隣の山道を抜けていくと鶏足寺に到着です(他にも行き方ががあるかもしれません)。と言っても、石道寺から鶏足寺の距離は約400mで、山道は100mもない為苦になりません。

 

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ここは、敷紅葉でも有名な場所です。

 

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この辺りが鶏足寺の参道入り口辺りになると思いますが、ここから登っていく道中が真っ赤に染まる写真が有名ですね。残念ながら、先日訪れたタイミングでは地面が真っ赤に染まるには少し早かったようです(タイミングが良いと、下の画像の地面が真っ赤に染まります)。ちなみに、上下の画像の下の部分は立ち入り禁止区域になっているので、訪れる際はお気をつけください。

 

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ですが、その分樹木に葉っぱが残っていて、見上げる景色は綺麗でした。

 

 

さて、紅葉は誤魔化しのきかない難しい被写体だと個人的には感じています。このブログでも度々基礎練習で磨く基礎スキルを話題にしていますが、基礎スキルがないと撮るのが難しく、よく言われるようなただシャッターを切っただけの写真になりがちです。

 

ちなみに、昔自分が撮影していた紅葉は、光が裏から当たった葉っぱのアップを望遠気味にして背景をボカすような写真ばかりでした。望遠や背景が大きくボケるレンズは上達の妨げになる可能性が高いので、その落とし穴にまんまとハマっていましたね。今振り返ると、当時はその写真が好みだと思っていましたが、他の撮り方ができなかっただけなんだなと苦い思い出です。

 

紅葉に限らずですが、撮影するポイントを簡単にまとめると

 

①望遠気味で切り取る

 

②標準気味で切り取る

 

③広角で見上げた雰囲気や視覚に近い雰囲気を切り取る。

 

④背景をボカして紅葉の葉をアップで切り取る。

 

この4パターンになるかと思います。簡単に言ってしまえば、立ち止まるかゆっくり歩きながら、この4パターンを常に頭の中で意識しておくことです。

 

とは言え、言葉で言う程簡単なものではありません。慣れていないと全てのパターンを同時進行で考えるのが難しいです。初心者のうちはカメラの扱いや設定に悩みながら撮影することになりますが、悩んでいるとそっちに意識がいって被写体に意識がいかなくなります。

 

意識のリソースとでも言いますか、人は慣れないと見えてこない世界があります。この記事をご覧の貴方も、きっと経験したことがあるはずです。慣れてくると、初心者のうちは気づかなかったことに気付けたり、慣れたことは無意識でできるので他のことに意識を向けられたり。写真に限らずですが、まずは正しく慣れていくことが上達のポイントですね。なので、講座では正しく慣れる為の方法=基礎練習しか基本的にお伝えしません。正しく慣れていないのにテクニックをお伝えしても、活かしきれないからです。

 

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話を戻しますが、何時もただ撮っただけの写真になりがちな方は、4つのパターンを常に意識し続けるのがポイントです。なので、被写体を見つけたらどのパターンで撮影するか?と意識してみることです。時間がかかってもいいので、目の前の被写体をどう撮れば良い写真になるのか?そのように試行錯誤を繰り返していくと、良い経験値になりますよ。

 

例えば、①の望遠気味に切り取るという場合はこんな感じ。

 

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焦点距離:35mm判換算240mm

 

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焦点距離:35mm判換算110mm

 

②の標準気味で撮影した写真は今回はありませんでしたが、③の広角で撮影した写真はこんな感じ(下記の3枚の焦点距離は全て35mm判換算14mm)。

 

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地面すれすれの位置から撮影すると、より遠近感が強調されて見上げる感じが強調されますね。可動式モニターのカメラだと撮影しやすいです。

 

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木の近くから撮影するのも、見上げた雰囲気近くなるのでオススメです。

 

④の背景をボカしたような撮影は、こんな感じでしょうか。

 

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こちらは以前撮影したものですが、アップで撮影するというイメージとしてはこんな感じですね。

 

気になる被写体があったら、感じたままにシャッターを切る方がいい人もいますが、多くの人は落ち着いて試行錯誤してみる方がいいのではないかと思います。 感じたままに撮っても、なんかイマイチ...。となる場合なら是非試行錯誤してみてください。

 

 

ちなみに、最近は鶏足寺も有名になってきたのか、以前から有名なのか、ニュースにも度々取り上げられています。その為、平日に行ったにもかかわらず人が多かったです。紅葉シーズン時、土日に行けば間違いなく人が多いので人混みが苦手な方はなるべく平日に行きたいですね。

 

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