マイクロフォーサーズの手引き

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【写真が上達したいなら数を撮れ】は時代遅れ




写真が上達したいなら数を撮れ。

 

そんな言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。 しかし、この言葉にはある落とし穴があります。それは、練習の質を意識できるかどうかは、言われた本人次第ということです。

 

また、練習の質を意識できる人でも、数を撮れというのは上達の遠回りになるケースが多いです。数を撮りながら質を高める練習法は、撮りながら質を高める方法を手探りで探していかなければいけません。

 

つまり、質を意識できない実践者はほとんど上達しない。質を意識できる実践者であっても、上達の遠回りになるのです。

 

上達したいなら数を撮るなの真意

では、どうすればいいのか?写真の数を撮る意識は必要ありません。数を撮るのではなく、質を高める方法を最初に知ってしまうことです。質を高める方法を最初に知り、それから時間が許す限り撮る。

 

時間が許す限り撮る=数を撮る

 

ということではありません。ここで言う時間が許す限り撮るという意味は、一枚一枚意識をして撮るということです。手探り状態で1日500枚撮影するより、意識をして取り組んだ50枚の方が圧倒的に良質な経験値になります。

 

しかし、肝心の質を高める方法は意外と知られていません。上達する人は皆やっているけど、言葉として明確に説明できる人が少ないからです。ではその方法とは一体何なのか?もし質を高める方法を知りたいという場合はこの記事だけで写真上達の本質と基礎が分かる!を目指してみたという記事で解説していますので、ご覧になってみてください。

 

誰が「写真が上達したいなら数を撮れ」と言ったのか

そもそも、数を撮れと言いだしたのは誰でしょうか?今となっては誰も分かりませんが、数を撮れ!という言葉はよく聞きます。ただ、ここからは推測ですが、数を撮れと発言した人は自分が手探りで上達してきた人だと思います。もしかしたら、質を重視しながら数を撮れという言葉が次第に数を撮れという言葉だけになったのかもしれませんが、どちらにせよ自然と上達していく人の言葉を鵜呑みにしてはいけません。

 

なぜなら、自然と上達していく人の言葉は、ノウハウの一番良いところだけを切り取っているからです。本当は、発言した言葉を支える幾つもの土台やノウハウがありますが、そこを無視して一番都合の良い言葉だけが切り取られ発言されていきます。しかも、発言する本人もそんなことを意識して話していません。

 

そんな出来事を書いた記事もありますので、併せてご覧ください。