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写真上達でお悩みの方の駆け込み寺

初心者の方、独学や教室で上達しないとお悩みの方を専門に指導を行う写真講師のブログです

パティシエ歴40年の方と、基礎練習と練習の質、思考することの大切さで意気投合した話


先日、ある洋菓子店に撮影に行った時に、オーナーパティシエさんと撮影前に小一時間ぐらいお話をしていたのですが、そこで話題に上がったのは「若い社員は考えて仕事をしない。だから、常に考えながら仕事をするように指導するところから始まります」と仰ってました。

 

よくよく話を聞いてみると、例えばAという素材とBという素材を掛け合わすとどんな味になるか?どんな食感になるか?ということが頭でイメージできない。駆け出しで経験値が少ないのだから仕方ないかもしれませんが、普段の仕事の中やプライベートの中でも、どういう掛け合わせでどういう仕上げをしたらどんな味や食感になるか?という試行錯誤する意識がなければ、何時までたっても腕が上がらないと。

 

ケーキを作るだけの技術は上がるかもしれませんが、洋菓子に限らず和菓子も料理も、やはり様々なイメージをしてそのイメージを味で表現する。その為には、食材の掛け合わせによる味や食感を100%予想できなくても80%ぐらいは予想できるようにならなければいけない。それができなければ、オリジナルのレシピは作れないし、作れたとしても行き当たりばったりのマグレでできたレシピになる。

 

腕を磨く方法は同じ

僕はこの話を聞いた時に、とても共感し意気投合しました。なぜなら、僕が普段講座で伝えていること、教材で伝えていることと全く同じだったからです。写真は、光、背景、構図、画角、各カメラの設定など、写真の良し悪しに関わる要素がいくつかあり、その要素の組み合わせは百数十通りになります。

 

被写体も環境も毎回同じにならないようなケースでも良い写真が撮れるようになるには、それぞれの要素をどう組み合わせればどんな写真になるかをイメージできないといけません。

 

写真が上手な人は、周りを見渡しただけで良い写真が撮れるポイントが大体分かる。あとは、そのポイントを回ればいいだけ。でも写真が上手ではない人は、良い写真が撮れるポイントなどが分からない為に手あたり次第撮ってしまう。結果的に、後から見返しても良い写真はほとんどない。

 

僕は何時もこのようにお伝えしていますが、オーナーパティシエさんが仰ったことと全く同じであることにお気づきでしょうか。パティシエも、ある程度素材の掛け合わせで味や食感を予想しなければ、オリジナルの美味しいケーキは作れません。

 

手あたり次第素材を掛け合わせても、美味しいケーキのレシピはそうできないことは想像に難しくないでしょう。

 

 

この話を聞いて、どこの世界も思考しながら試行錯誤をすることが大事だなと改めて感じましたね。

 

ちなみに、こんな話をしたもんだから「あなたはきっと良い写真を撮るでしょうね」と言われハードルが上がりました(笑)。結果的に「やはり素敵な写真です」と仰って頂けて良かったですが(^^;

 

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