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写真上達の本質を考えてみる

写真講師を続けてきたカメラマンの思考を記事にしていきます

【一眼カメラの設定の悩み】はパターン化で消える


初心者の方は、一眼カメラで撮る時に毎回設定を調整しなければいけないと思っていらっしゃるケースが多いですが、実はそんなことはありません。

 

どんな人でも、撮影のパターンがあります。そのパターンをカメラに登録しておけば状況に合わせてパターンを切り替えて撮影できるので、毎回設定する悩みも手間も限りなく減らすことができます。

 

ちなみに、パターンの設定を登録する際はメーカーによって呼び方が変わります。

 

キヤノンはユーザー設定。

ニコンはユーザーセッティングモード。

オリンパスはマイセットです。

 

ただ、機種によっては登録する機能がないカメラもあります。初心者向けのカメラになかったり、20万円以上するハイアマチュアモデルになかったりとバラバラです。これは、メーカーのそのモデルに対する考え方によって変わるのでしょう。

 

もし登録機能があれば、使わないのは勿体無いです。もし登録機能がなければ諦めて毎回設定するしかありませんが、先ほどもお伝えしたように撮影パターンがいくつかあり、そのパターンに合わせて設定すればいいので、毎回毎回それぞれに適した設定を決めなければいけない!ということはありません(微調整はその都度行うことが多いです)。

 

どんなパターンがあるのか?

撮影パターンは人それぞれですが、僕の場合は大きく分けて2パターンです。

 

止まっている被写体の撮影:絞り優先で、絞りと露出補正は状況に合わせて変更。AFはシャッター半押しでピントが合った後は固定。シャッター速度の下限値は1/100。ISO感度はオート。

 

②動く被写体の撮影:シャッター速度優先で設定は1/500〜1/1000。連写。シャッター半押し中はピントを合わせ続ける設定。晴れた屋外では絞り優先で撮影することも有。

   

僕の場合、普段モードダイアルは絞り優先にしておきます。①の止まってる被写体を撮影する時の設定ですね。

 

①の止まっている被写体を撮る設定をベースにしておき、動く被写体を撮る時には動体撮影用に登録してあるマイセットに切り替えます。僕はオリンパスのE-M1を使っていますが、マイセットの切り替えはカメラボディ前面のボタン一つで切り替えられます。

 

大体この2パターンですが、時々画質重視でシャッター速度をギリギリまで落としたい時があります。その時は、ISO感度オートから手動で変更し、シャッター速度を見ながら感度を微調整です。

 

人によっては、パンフォーカス設定(画面全体にピントを合わす設定)や、背景をボカす設定など、自分が優先させたい設定が違うと思いますので、ご自身がよく撮影するパターンを登録してください。

 

登録機能が無い方は、まずは紙にパターンを書き出してみるといいでしょう。あとは、書き出したパターンを撮影毎に変えていくだけです。

 

マニュアル撮影が条件に

さて、この登録機能を使えば非常に便利なんですが、この機能を使う条件としては一眼カメラの仕組みを理解してマニュアル撮影できるようになることです。でないと、まず登録機能の有り難みが理解できません。

 

それに、意図した写真を撮る為にはマニュアル撮影が必須になります。なぜなら、写真表現の6つの要素のうち、2つはマニュアル撮影の中にあるからです。詳しくはこちらの記事をご覧きたいのですが、意図して設定=表現方法を変えられるようになることが、写真上達の第一歩です。

 

もしマニュアル撮影が分からないという方は、オンライン講座で「これでもか!」というぐらい噛み砕いて説明しているので、是非ご覧になってみてくださいね。

 

オンライン写真講座はこちら

http://www.ichigank.com

 

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