写真上達の本質を考えてみる

写真講師を続けてきたカメラマンの思考を記事にしていきます

現代における写真教室の本当の価値とは?


僕自身、写真講座の講師としての活動を4年以上続けていますが、定期的に通ってもらうスタイルの写真教室は行っていません。基本的には、ご依頼があれば個人レッスンやグループレッスン、行政・企業・団体が主催する写真講座で講師を担当するというスタイルで活動しています。

 

ではなぜ、僕は写真教室という形での指導を行わないのか?今回はその理由や、現代における写真教室の価値についてお伝えしていきたいと思います。

 

基本的に1度のレッスンで終わる仕組みになってしまった

僕が指導しているのは、知識やテクニックではない、実践すれば実践する程上達していく写真上達の原理原則・法則です。これは、最初にしっかりお伝えすることで完結します。なので、基本的には僕の講座は一度で終わり、後は希望される人のみ追加の個人レッスンを行います。

 

復習に関しても、対面式で受講して頂いた方もオンラインで受講して頂いた方も教材を繰り返し見てもらうことが可能です。受講後はメルマガで様々な情報をお伝えしていくので、様々な知識や上達ノウハウを知ってもらったり、写真上達の原理原則をしっかり意識してもらえるように工夫しています。

 

このように、対面式・オンライン問わず、受講してくださった方にとって理想的な対応を意識していたら、結果的に受講生さんが最初の一度だけの投資で済むような形になってしまいました。

 

写真上達という目的にフォーカスした場合、写真教室という環境が本当に必要か

先ほどお伝えした写真上達の原理原則を最初に知れば、自然と上達していく為の土台作りが始まります。とは言え、他にもなるべく早く知った方がいい基礎知識などがあることも事実。

 

しかし、それは本当に実際にお会いして直接伝えないと分からないものなのか?という自問自答をしたことがありました。その結果、メルマガでお伝えしたり、どうしても分からない人には個別にメールや電話対応、必要なら追加の個人レッスンで可能だという結論になったのです。実際に、僕のお客さんで分からないことはどんどん聞いてもらってますし、そのほとんどがメールや電話での対応で解決できています。

 

写真教室は価値がないのか?

ここまでご覧になると、写真教室の必要性が全くないと主張しているように思われるかもしれませんが、僕は写真教室の必要性を否定しているわけではありません。

 

写真教室は、同じ趣味の人との交流ができるようになります。やはり同じ趣味の人と話ができるのは楽しいものです。趣味として続けていくなら、楽しむことも大事なので、そういう意味では写真教室は価値があると思います。

 

WEBを開けばなんでも調べられる時代になり、それこそ教室や学校なんかに行かなくても独学でほぼ全て学ぶこともできますが、楽しむ時間という視点で見れば教室というスタイルはとても価値のある存在になるでしょう。

 

また、文章だけでは分からないという人も中にはいるので、そういう方にとっては直接指導してもらえる教室というのはありがたい存在であると思います。

 

ただ、過去の記事でも書いているように、写真教室の実態や人間の行動心理を理解しておかないと、有意義な時間にならないことも多いです。

 

pentax-pro.hatenadiary.jp

 

以上のことから、僕は今まで写真教室という形ではなく、徹底した写真上達のノウハウを提供する仕組み作りに時間を費やしてきました。しかし、今ではその仕組み作りもある程度完成したきたので、今後は徹底した写真上達という目的を前提にした上で、受講生さんを中心とした楽しめる教室・イベントの開催も検討中です。

 

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