写真上達の本質を考えてみる

写真講師を続けてきたカメラマンの思考を記事にしていきます

写真・カメラの雑記

《世のパパさんへ》小学校の運動会は望遠400mmでギリギリ撮れるけど理想は600mm

《一眼に望遠、広角はコンパクトに》という役割分担 400mmのトリミングでどこまでいけるか? リレーはカーブを抜けた辺り、100mm走はゴール前で対応可 踊り、組体操系は400mmでは心細いかも 最低限揃えたい機材は、APS-Cのカメラに70-300mmクラスの良いレン…

フルサイズ市場でキヤノンの背中が見えてきたソニーの次の一手

先日公開されたこちらの記事では、ソニーヨーロッパが好調であると書かれています。 まずこの記事を要約してみると デジカメ市場自体は縮小しているが、RXシリーズは好調。 フルサイズセンサーのレンズ交換式カメラにおいて、ニコンを抜いて安定した2位の足…

なぜキヤノンの手ぶれ補正はレンズ内に採用されるのか?

手ぶれ補正がボディ側とレンズ側で分かれた理由は市場のニーズの差 キヤノンが市場から求められていたものとは? レンズ側に採用される理由①:画像処理エンジンの最優先の仕事は被写体追従の演算 レンズ側に採用される理由②:一眼レフの光学ファインダーでは…

マイクロフォーサーズの25mmは35mm判換算で50mm相当なだけで50mmになるわけではない

35mm判換算で表記する理由 35mm判換算で画角の認識をスムーズにする理由 同じ画角に合わせたらフルサイズよりもマイクロフォーサーズの方が背景がボケない理由 マイクロフォーサーズでもフルサイズで50mm F1.4で撮る時と同じボケ量を得る方法はないのか? ま…

なぜE-M1の手ぶれ補正をオフにするとC-AFの精度が1段増すのか?メーカーに聞いてみた!

E-M1の画像処理エンジンの演算性能はそこまで高くない 画像処理エンジンのリソース分配は撮影者が上手くコントロールせよ 画像処理エンジンにどの程度負荷がかかると性能がどうなるか? 以前、たまたまE-M1に40-150mm F2.8 PROを使って動体撮影のテストをし…

《実写レビュー》LAOWA 7.5mm F2は7-14mm PROに迫る解像度

中央は7.5mmが。周辺は7-14mmが良好。但しその差は僅差。 若干暴れ馬だが扱い方が分かれば十分実用な7.5mm 35mm判換算15mm以下のマイクロフォーサーズ用超広角レンズでは一番安価なのにフィルターが使えて広角マクロにもなる 欠点はMFレンズで電子接点なし …

6D MarkⅡはモニター撮影性能や使い勝手を向上させたオールラウンダー

6DⅡのウィークポイントは低感度のダイナミックレンジ 画質は据え置き?でその他の機能はグレードアップ ライブビュー撮影の使い勝手の向上こそがこのカメラの最大のポイント 来年のミラーレス一眼が予想できる? 6D MarkⅡがバランス重視になったのはイメージ…

意外と知らないオリンパスとパナソニックの思想と技術

前置き オリンパスとパナソニックのカメラはどう違うのか? ビデオカメラから始まりライカの思想を取り入れたパナソニック 動画機能を活かした6Kフォト ライカの思想を取り入れ量産品の安定化? 顕微鏡から始まったオリンパス 得意な光学技術で特殊硝材をい…

《マイクロフォーサーズは高感度が苦手》は間違い。本当の弱点は低感度のシャドウノイズ

高感度撮影時は被写界深度分だけISO感度を落とすことができる ISO200でダイナミックレンジ拡張を可能にした反面シャドウノイズは少し増える マイクロフォーサーズの本当のメリットはトータルバランスの良さ マイクロフォーサーズを選ぶ基準は? マイクロフォ…

マイクロフォーサーズユーザーにオススメしたいMFレンズ3選

LAOWA 7.5mm 小型軽量で超広角レンズとしては安価 F2の開放絞り値 絞った時の解像度 ノクトン 25mm F0.95 F0.95の開放絞り値 ハーフマクロになる最大撮影倍率 ノクトン 42.5mm F0.95 F0.95では柔らかい印象に 商品撮影でも使える絞った時の高解像度 MFレンズ…

カメラ選びの悩みが解消?フルサイズが必要かどうかが分かる4つの質問

①フルサイズで単焦点レンズのF1.4を使いたいですか? ②フルサイズでF2.8通しのズームレンズを使いたいですか? ③三脚を多用しますか?又は光量が豊富な環境でISO800以下でしか撮らないですか? ④被写体の動きを止める撮影が多いですか? 本当のステップアッ…

卵サイズの超広角レンズ!7-14mm PROユーザーにLAOWA 7.5mmを勧める3つの理由

①マイクロフォーサーズの小型軽量を活かせる卵サイズの超広角レンズ ②7-14mm F2.8 PROより更に1段背景がボケてF5.6では全域で解像度が高くなる ③7-14mm PROでは使えないフィルターが使用可能!さらに便利な距離目盛付き 意外と安価な超広角レンズ入門!マイ…

室内撮影ならマイクロフォーサーズのコスパが良い3つの理由とそうでない1つの理由

①室内ではISO感度を上げることが多いので、求める被写界深度が得られるレンズがあるならマイクロフォーサーズとフルサイズの画質の差が被写界深度差による絞り値の違いで相殺される ②フルサイズの優位性が相殺される条件ならマイクロフォーサーズの方がコス…

オリンパスOM-D・PEN-Fのピーキング設定は必ず◯◯をオンに!MFの精度が劇的に上がる方法

オリンパスだけの機能?MFでストレスなく正確にピント合わせを行う為の設定 マニュアルレンズを使わない人も常時オンがオススメ ピーキングを利用したピント合わせはオリンパスが1番? 以前、E-M1でMFを行う人向けのカスタマイズをご紹介しました。 僕は、マ…

マイクロフォーサーズのE-M1でシグマの18-35mm F1.8を使ってみたが...

マイクロフォーサーズとフルサイズは、被写界深度の差が2段分あります。なので、マイクロフォーサーズでF2.8通しのレンズを使った場合は、フルサイズでF5.6のボケ量になります。 こちらの記事でも書いている通り、逆に言えばフルサイズと同じ被写界深度を得…

実験:α7ⅡでISO800以上で撮るならISO感度を2段落とせるE-M1のISO200の方が低ノイズ?

先日、こんな記事を書きました。 フルサイズとマイクロフォーサーズを比べた場合、同じ被写界深度を得ようと思ったらマイクロフォーサーズは2段分絞り値を開けられます。つまり、ISO感度を2段落とすことができるのですが、そうなった場合は高感度撮影時にお…

マイクロフォーサーズがフルサイズと同等以上の画質になる条件を検証

マイクロフォーサーズのスコアはそのままでフルサイズのスコアを2段落としてみる E-M1とα7Ⅱの比較 E-M1とα7Ⅱの比較から分かること E-M1とα7RⅡの比較 フルサイズのメリット・マイクロフォーサーズのメリットを改めて振り返る このブログでは、度々マイクロフ…

カラーマネジメントを小学生でも分かるぐらい分かりやすく解説することを目指してみた

なぜ、同じ写真でもモニターやプリンター毎に色が変わるのか? 理由①:モニターの経年劣化・個体差・性能差=そのモニターが我流で表示している 理由②:モニター同士やプリンターとやり取りする時に色見本がない カラーマネジメントシステムを行うにあたって…

PhotoshopでRAW現像時の基本補正はキーボード操作の方が楽になる

写真を撮った後はRAW現像をする。そんな人も多いかと思いますが、あなたはマウスを使ってRAW現像していますか?僕も以前はマウスを使っていました。しかし、ある時現像時のキーボード操作の快適さに気付いてしまってから、RAW現像時はマウスを使う頻度が激減…

一眼レフは新品、ミラーレス一眼は中古を勧める3つの理由

カメラを買ったことがある、又はこれからカメラを買おうと思っている方は、一度は【中古のカメラを買ってみようか?】と考えたことがあると思います。カメラは値段が高いです。ずっと写真を趣味にしたり生業にしていると10万円でも安い方と思ってしまいます…

EVFのピーキングと拡大の使い分けを3つのシチュエーション別に解説

※この記事は、初代E-M1を使うことを前提とした話です。他の機種では仕様等の違いによりこの記事と同じ現象が起こるかは分かりません。 僕はE-M1をメインに使い、単焦点レンズはMFレンズであるノクトン25mm F0.95mmと42.5mm F0.95を使っています。なので、単…

数年後の一眼カメラ市場 〜 ニコンが転けてペンタックス・ソニーは飛躍するのか

前置き 一眼レフが衰退しミラーレス一眼が繁栄する時代に各社がどう動くか? キヤノンは既存のEFマウントでのミラーレス化? ソニーはトランスルーセントミラーシステムを成熟させられるか? ミラーレス一眼のフラッグシップモデルα9でキヤノン・ニコンのプ…

写真教室に参加する前に確認しておきたい3つのポイント

いろんな受講生さんの話を聞いてると、 ・写真教室に行ったけど満足できなかった ・なかなか上達しなかった ・あまり楽しめなかった という話題を耳にすることがあります。そこで今回は、受講生さんの声を元にした写真教室に入る前に確認しておきたい3つのポ…

カメラ選びの基準はコントラストAFとボディ内手振れ補正が使えること

僕自身がカメラを買おうかなどうしようかなと思う基準として、2つの要素があります。それが ・コントラストAFが使えること。 ※又は、ソニーのα99Ⅱのように像面位相差AF優先でピント合わせを行えること。 ・ボディ内手振れ補正が搭載されていること。 という…

キヤノンがEFマウントのミラーレス一眼でシェア拡大を図る日

キヤノンは、他社にはない全画素を像面位相差AFにできるデュアルピクセルAFという技術を開発しています。趣味で写真を楽しむ人の間では、画期的な技術でありながらもあまり注目されていないように思えますが、個人的にはかなり注目している技術です。なぜな…

フォトショップCCのRAW現像、白黒レベルとシャドウ・ハイライトの使い方

プロのカメラマンは必ず利用するフォトショップCC。プロ用のフォトショップは数年前まではパッケージ版といって、購入したらCDが手元に届き、そのCDでパソコンにソフトをインストールする仕様だったのですが、今はインターネット上で申し込めばそのままネッ…

良き指導者の共通点は、論理的な理解・吸収・再構築ができること

// 写真に限ったことではありませんが、指導者として求められることの一つに論理的な思考があります。 ではなぜ論理的な思考が必要なのか?それは、生徒に楽しさをもたらす為の一番の要素が論理的な指導だからです。 上達することの楽しさ 何かに取り組んで…

三脚や何本ものレンズを持って行って、肝心なシャッターチャンス逃してないですか?

先日、公園でカメラバッグに三脚、一眼レフを持っていて、6歳ぐらいの男の子と一緒にいるお母さんを見ました。そのお母さんは、設定に手間取ったりレンズを交換をしているうちに子供は自由に遊びまわるので、シャッターチャンスを何度も逃していました。で…

写真の共有はドロップボックスで簡単に

もうすぐ5歳の息子には、近所に同じ保育園の友達がいます。土日になるとその友達と一緒に遊ぶことも多いのですが、その時に僕が撮影した写真は友達のお母さん達にも送っています。 そんな時に重宝するのがドロップボックス等のクラウドストレージサービスで…

一眼レフとミラーレス一眼の違い

// 一眼レフとミラーレス一眼。初心者の方にとってはどういう違いがあるのかよく分からないと思いますが、一言で言うとミラーの有無です。 これは、一眼レフを横から見た図です。一眼レフにはミラーがあり、ミラーに反射した光がペンタプリズムという鏡の箱…